俳優と出会った中華街

5月11日木曜日 晴れ

都会に来ると、町がなんだか騒がしいなあ〜!
朝食は兵庫県加古川の『ガスト』で健康の事を考えて、和定食を食べる事にしました。
10時頃・神戸の『南京町』に出て、フラフラ歩いてたんだ。
まだ起きたばかりのこの街は、これから始まる昼からのランチ合戦に向けて、つかの間の休息!といった感じでのんびりしてた・・・
すると、向こうから・・・!片手にジェラルミンケースのカバンを持って、サングラスをかけたオールバックの髪をビシッときめたアンチャンがゆっくりと歩いてくるではないか・・・・!
その姿は仕事を終えたヒットマン【ゴルゴ13】が、疲れた表情で家路に向かっているみたいでコワイ!!
よ〜く見ると、それはビデオでみた『ビーバップ・ハイスクール』に出てくる、『北高番長』前川君、その人ではないか〜!【ただいまエリートヤンキー三郎!の長男役で出ている小沢仁志さんです】
う〜ん!これは声を掛けていいのだろうか・・・・?
だけど、何だかオーラを出して歩いているので声を掛けにくいのねん!
中華街の道のど真ん中を、なぜ?こんな時間帯に一人で歩いているのか気になるなあ。
ためらっているうちに、すれ違ってしまった(オーノー!度胸のないこの俺・・・!洒落になんないぜ)

まあいっか!気を取り直して一軒の店に行ってみたんだ。
いつも長蛇の列で賑わっている『豚マン屋』なんだけどね!
朝早く行ったのがよかったよ。誰も並んでいなかったんだ!
ラッキ〜!
店の前に行ってみると、中国人の店主が(イマ、ムシテルカラ、モウチョトダケ、マッテネ)と、にこやかに対応してくれた。
最前列で出来上がるが待ちきれないで立っていると・・・    (アトイップン、マッテネ)って見かねた店主が俺を見ていうんだ。
蒸篭の湯気が立ち込めて来ると、だんだん店の動きがあわただしくなってきたよ〜!
すると店主が『デキタテノ、ゴマダンゴアルヨ〜イラッシャイマテ〜!!』
?あれ?ごま団子・・・?ごま団子頼んだっけ・・・?
不安をよそに、店主から渡されたのは豚マンだった。(なーんだ心配したじゃないのよう!)
できたて熱々の豚マンを二つに割って口にほおばってみた!(美味しいわ)
中の具は『551の豚マン』に似ていてクセになる味なのねえ。

神戸の南京町で気を良くした俺は、まだ訪れた事の無い宝塚に向かって車を走らせていた。すると、あれ?なんじゃこりゃ??
運転席側、右上のフロントガラスに直径3センチのヒビが入っているではないか〜!(マジでえ〜!)
確かに昨日の夜中に、姫路から神戸に向かっている雨の中、対向車のトレーラーとすれ違う瞬間に『ビシッ』っというかなり大きな音がフロントガラスに響き渡っていたよなあ〜!(真夜中だったから気が付かないでいたのじゃ)
『すっげえショック〜』
もし次に石が当たったらフロントガラスが粉々になってしまうのじゃあないか、と心配になってきた。
だけど、ここは福山じゃあないのだ!(何とかしなくては・・!)
近くの『イエローハット』に飛び込んで『補修液』をさがしてみたんだ。
だけど・・・『ない・ナイ・なあい!』どうしちゃったんだ!
慌てふためいて探していると・・・、奥の方に『あった!!ありました』。ガラスの補修液。
値段は?え〜っと・・・・高っけえ〜約3千円!(キズが3箇所だから・・・・ひえ〜!)
とりあえず一番ヒドイ1箇所だけ直す事にしときましょう!
『注射器のようなもので液を傷口に注入して下さい』と書いてある。
あくせく格闘して30分ほどすると、ヒビは本当に小さくなり、かすかな点が3箇所、ぽつんと気にならない程度に改善されたのだ。
『すっげえぜ補修材』
修理に時間をとられちゃって、やっと宝塚にたどり着いたよ〜。
この街はセレブな街だなあ。高級車が軽四のようにあちこちで走ってるぞ〜!
駅で地図をもらって、みんなの憧れ『宝塚大劇場』の前を通ってみました・・・。
あいにく門は閉まっていたけど、熱心なファンが裏口の辺りに陣取って、誰か出てこないかカメラを片手に待機してるんだ!(本当に好きなんだねえ〜!)

もう少し街を下っていくと、『手塚治虫記念館』が交差点の角にひっそりとたたずんでるんだ・・・・!(マンガが好きな人には時間を忘れてしまうタイムカプセルに思うかもしれないね)
ここには手塚治虫が書いたマンガが本棚に【全巻】置いてあって、
自由に読んでいいシステムになってるから、子供から大人まで、時間を忘れてマンガに熱中して・・・!(読み出したら閉店まで居る事になっちゃうね!)
もっとゆっくり見たかったなあ?体験コーナーもあるから家族連れにいいかも・・・・
なんだか、品がよすぎるから、宝塚は俺の肌に合わないよお〜。
大阪に行ってみようかな〜!