岐阜 白川郷

まんが・日本昔話に出てくる町並みの・白川郷

朝からサイレンの音で起こされた!
『山のダムから放水を行うので、川にいる人は非難してください!ウ〜!』ってアナウンスが流れたんだ!
これにはなんだか・・・・訳があると推理したんだ。
どうして・・・土曜・日曜に放水しなきゃいけないの?ってこと!!!

観光地の『白川郷』の横には、川が流れてるんだ。
その川には吊り橋がかかってて、たくさんの観光客が渡ってるの!
・ ・・・何か臭わない?観光客は気が付いてないけど・・・
これって『演出』じゃあないのかなあ?
平日に行った人はどうだった?

お昼前に白川郷に到着したんだけど、もう駐車場が満車で停めれない・・・・。
集落に停める事を諦めて、村はずれまで北上していくと・・・
川の土手に降りる道があってね・・・下っていくと寂れた駐車場があった。
集落からは、かなりあるんだけど、川沿いを下って、歩いていく事にしたんだ。

白川郷』って、一つの集落って感じかなあ。うちの志田原と変わらない大きさだよ!
住民が普通に住んでて、観光で息をしてる感じかなあ!

観光客がすごく多くって、倉敷の美観地区みたいな賑いだったよ。
ここの合掌造りの屋根(わら葺)ってのが特徴で、これを業者に頼んで葺き替えしたら、3千万円かかっちゃう大工事になるんだって。
あんまりお金が掛かりすぎるから、合掌造りの家がだんだん減ってきてるんだって。
傷んだ屋根を葺く『家主』はね・・・、一軒一軒、ボランティアをしてもらえるように
頼みに行って、170人ほど集めないと吹き替えが出来ないんだ。

その中で、中心となる、ベテランの職人が60人はいないと、とても1日なんかじゃあ葺き替えできないんだって。
それも雪がとけた4月に天気をみながら準備をする『家主』は頭が痛くなるよ。
みんなの力を借りないと完成しないんだから、一種のお祭りだなあ。
集落で、嫌われてる人だったら、誰も相手にしてくんないから、『持ちつ持たれつ』って
関係が濃いんだと思うよ。『昔の日本』が、ここにはまだ残ってるね!
だって、子供たちが無邪気なんだもん!
家 の中でゲームなんかするよりも、外には大自然っていう遊び場所が、たんまり
あるんだからねえ〜。

水辺には鯉くらいの大きさのイワナが泳いでるし、田んぼにはおたまじゃくしが泳いでて、山にはセミやカブトムシがそこらじゅうにいて、夜には蛍が乱舞する町なんて
都会じゃあ無いもんね。

冬は大変だろうけど、それこそ雪が町を被って、『日本昔話』の世界だよ。
村には『民宿』もたくさんあるから実際に、合掌造りの家に泊まる事ができるよ!
カップルで行くといい所だよね!

特産がいくつかあるんだけどね、ここで一軒の『ソバ屋』に入ったんだ。
通りを歩いてたら、清潔そうな店内から、『ありがとうございました!またおこしください!』ってハリのある店員さんの声が響いてたんだ。
(ここは間違いないんじゃあないかな)っていう変な自身があって、食べるんならここにしよう!って入ったんだ。
奥で頑固そうなおやじがソバを茹でている・・・・。
表で愛想良く働いている女性は、ハツラツとして働いてるんだ!
 女性が元気だと、活気があって美味しく食べれる!
ヤッパリ間違いはなかったよ!温かい掛け蕎麦がとっても美味しかったです!

昨日、『郡上八幡』でたべた蕎麦がここの味かな?って思ってたからビックリしちゃったんだ・・・!

細面でコシがある手打ち麺が美味しいんだわ・・・!そんで、おダシが美味いのなんの!全部飲んじゃったよ。『乃むら』だったかな?探してみてね!

さっき話した、吊り橋も観光名所だから行ってみるといいですよ。
おソバも食べたし、眠たくなっちゃったんで、この吊り橋のたもとにある川の土手で昼寝をしたくなるのが不思議だった。
川の流れる音に身をゆだねて、イビキをかいて寝てしまうのが、大自然の懐の深さっていうのかなあ〜!観光客もまったく気にしないから・・・・。

これから高山に行くんだけど、途中、『しらみずの湯』っていう温泉に入って汗を流してのんびり過ごしてみたんだ・・・。(ヒノキ風呂っていいねえ!)
手触りが石と違って柔らかくって風呂から見える山の景色を見てると、自然の中に溶け込んじゃったみたいだ!!(こんな日曜日は最高だなあ!)

夜に友達に電話してみた。仕事の依頼なんだけどね。
彼は快く受けてくれたんだけど、なんか悩んでるみたい・・・。
今までの仕事に対する考え方を見直そうとしてるみたいだった。
なにか大きな障害にぶち当たって、いま必死にその壁を乗り越えようとしてる感じが伝わってきたよ。
なんかねえ、今まで人に対しての接し方に壁があるって言われたみたいで、
かなり戸惑ってたみたいね。

『自分ではいい感じで接してた気分でいたのにさあ!そんな事いわれたってさあ、
じゃあ!どうすりゃあいいのさ!』ってドンずまりになってる感じかなあ!

この壁を越えたら彼は大きな一歩を踏み出せれる人間になるんじゃあないかなあ?
でもね、家族を一番に考えなきゃ!独りよがりの独裁者になっちゃうから気をつけて。
奥さんも巻き込んじゃうくらい、話し合いをしないとさ・・・・。
僕らの年代の男性は、日本語をたくさん使わないで来たから、大切な奥さんや彼女に、
自分のココロの中を伝えずに突っ走っちゃうヒトが多い気がする・・・・。
隣にいる奥さんや彼女はたまったもんじゃないよね!!
このカベを乗り越えたら!!いい結果が出るんじゃあないかなあ!
宅建の試験も挑戦するって言ってたから、10月に向けてファイト!

ちょっとイジワルして『俺が宅建の試験に通ったんじゃけえ大丈夫じゃよ!』って
心にも無い事をいちゃった。

あのね・・・・、この事ってとっても大事なんよ!
俺が一級建築士の試験に挑戦してる時に、『ケイゾウが一発で合格したのに、ワシは
どうして落ちたんじゃあ〜!今度は絶対なにがなんでも・・・・合格しちゃるんじゃけえのう!みとれよ〜!』っていう気持ちで『最後までやり遂げる事ができた』んだもん。
この言葉はカンフル剤よ・・・・・!

今日は飛騨高山の『道の駅・ななもり清見』で、誰もいなかったから水道を拝借して、車を洗車して、いつものように便所の洗面所で洗濯をして就寝よ!おやすみなさい。