6月28日 世界のドクター野口英世

6月28日、水曜日、晴れ、
今日は、山にガスが出ているから、『磐梯山』は登る事ができない。
会津の街でも探索してみよう!
博物館に車を停めて、自転車で走ってみた。こちらの『漆塗りの工芸品』は由緒正しい、昔ながらの品々が並んでいるから、古めかしくって、欲しいものが無い!
今の時代に合った、品物でなくなってるんだね。こうやって、寂れていくんだろう。
ここで若者が中心となって、工芸品の開発をすれば、新しい産業がうまれるのになあ!
うちらの備後表のイグサも一緒だよ!何軒もまわったけど、買うものが無くって、残念!
気を取り直して、ご飯を食べて、コーヒーを飲みに『会津壱番館』に入った。
外観は昔のままで、ここはその昔、野口英世少年が、囲炉裏で火傷した左手を手術した『会陽医院』っていう病院だったそうだ。(2階には、野口さんが使っていた、イスが今でも置いてあったりするから、見てね!)

野口英世の生まれたところが『猪苗代』って、自動車で40分行った所にあるんだ。
ここには、実際の建物が残っていて、農家に生まれた野口さんの生活そのままがうかがえるんだ。
あの囲炉裏・・・・・・・も残っていて、ここから世界に羽ばたく人生が始まっていくんだって思ったね!

床の間の床柱に、『願いがかなうまで、ここには戻らない』って彫った跡まであってさ、かなりの覚悟をして故郷を後にしたんだね。
野口さんは外国の人と結婚してほとんど、日本に帰らなかったんだ。
そしたら母親が息子に『お願いだから帰ってきておくれ!北を向いては拝んでいます。東を向いては拝んでいます。南を向いては拝んでいます。西を向いては拝んでいます。帰る日にちを連絡ください。お願いします』って手紙を送っているんだ。

世界で活躍していた野口さんにはツライ手紙だったんじゃあないかなあ?
子供は英世だけじゃあなかったのに、母親の気持ちは、この間の会津の柿を送らなかったお母さんとはまた違った感情があるんだね。

一人前になるまでは!っというのと、世界で羽ばたく息子なのに、自分の所には帰らない哀しさ!なんて、色々あるんだねえ。
ここの『野口英世記念館』は是非行ってみて!
きょうはこの前『田楽の満田屋』のお母さんが言ってた、ラーメンの『ありがたや』に晩御飯を食べにいってきた。ここのおすすめは『ねぎ肉入りラーメンとミニ味噌カツ丼』だ!これにはたまげた!
ラーメンだけでお腹がイッパイなのに、カツ丼はどんぶりからはみ出そうな勢いのトンカツがのっていた。
もう食べれません!どちらか1品にしましょうね!
きょうも『道の駅、喜多の郷』でお風呂に入って、お休みします。ではでは!おやすみなさい!