6月29日 宿場町の大内宿

6月29日、木曜日、晴れ、
きょうも空はガスってて、磐梯山は登れそうに無いなあ!新潟の空は澄み渡っているのに、どうやら磐梯山には嫌われているみたいだ!
昨日テレビの番組のコマーシャルを見ていたら、この会津で三輪明宏さんのコンサートが7月2日に行われるっていうじゃない!広島ではチケットが取れなくって断念したから、このチャンスを逃したくなかった。
しかし、『何処へ行けばいいんだろう?』町をあげての事だったら、商工会議所に行ってみたらいいんじゃないか?って思って、商工会議所に行ってみたら、全くの的外れだった。
受付の人が、『この街でコンサートをするといったら『風雅堂』しかないから!』っていって、場所を教えてもらったんだ!
鶴ヶ城の近くにあるこの会場に行くと、『まだチケットありますよ』って返事が返ってきた!(なんたるご縁なんだ!しかもS席が残っている!ラッキー!)
日曜日までこの会津の街に居る事にはなるけど、休養を兼ねて逗留することに決定!
こんな時間の使い方ができるのは、今しかないだろうね〜!
さあ、時間が余ってしまった・・・。どうしよう?
『白虎隊記念館』に行ってみることにした。(ここには無料駐車場って書いてあるところには駐車しないようにしよう!)
愛想のいい呼び込みにつられて車を止めてしまったら、そこは、お土産屋の敷地になっていて、ここで止めたが最後、あれやこれや買わされる事になるんだ。
口の達者なおばちゃんが、ちくいち顔を覚えていて、あれも買え、お茶でも飲んで休んで行け!っと『ぼったくりバー』のように吸い取られるんだ。
白虎隊の資料館は、当時の鉄砲や遺留品を乱雑に置いてあるだけなので、『日新館』に行ったほうがいいと思う!

ここに、白虎隊が自決をした場所があるので、行ってみた。
そこは、墓地の中にあるので、あまり気持ちの良い場所ではないんだ。

ここから鶴ヶ城が見えるのは見えるんだけど、ほんと『ビー玉』くらいにしか見えない遠い場所なんだ。お線香を供えて、手を合わせた。
切ないよねえ・・・・白虎隊がこの場所で自決した時に、たまたま通りかかったオバチャンに、運良く助けられた『飯沼貞吉』って人が生きてたんだ。
飯沼貞吉』さんは歳をとるまで、この惨劇を語らなかったんだって!すごい辛かったと思うよ!
いろんな事を言われただろうし、当時の白虎隊員の事を思うと胸が苦しくなったと思うんだ!うなされて寝ることなんてできないだろうし、何処に行ってもイロイロ言われるだろうし、本人にしか分からない苦しみの人生だったと思うよ!
白虎隊の生き残りっていうのは沢山いてね、自決したのは『中2番隊』のメンバーだけだから、勘違いをしないように!
会津の街から50分ほど南に下った所に『大内宿』っていう昔の宿場町がそのままの形で残っている所があるんだ!
冬には雪で覆われてしまう山の中なんだけど、長野の『白川郷』に似た雰囲気がある村だった。
ここの特産は『お蕎麦』で、自家製なんだろうね、俺は突き当たりの一番奥の家でご馳走になったよ。

冷たい汁に、なめこと、大根おろしと山菜が入ってて、あっさりして美味しかった!
お土産の小物も売ってるから、ここでデートをするのもいいんじゃないかなあ?芸能人もたくさん来てるみたいよ!

この奥に『塔のへつり』っていう川辺の岩を見るところがあるんだけれど、行かなくっていいと思うよ!何にも無いからさあ!『三郎の滝』に行ったほうがいいよ!
会津に帰る途中に『芦の牧温泉』ってのがあるんだけど、ここには泊まってはいけない!夜の街は完全に死んでいる!暴動が起きるかもしんないから、幹事さんはくれぐれもこの温泉を選んではいけないぞ!

今日は会津のお婆ちゃんのお風呂屋さんに行く事にした!(なんだか気にいちゃった!)
夜の街を車で走ってみたけど、けっこう人は歩いてた。
こんな所で1万円を取られるよりも、美味しい料理を食べた方が正解かもしんないね!
今日も『道の駅、喜多の郷』で寝ます。おやすみなさい。