7月17日 最高のとうもろこし『夢のコーン』!

最高のとうもろこし『夢のコーン』!
7月17日、月曜日、

道の駅、『南ふらの』には、こじんまりとラベンダーが咲いていた。
なんだか一番いい季節に来ちゃったみたい!

あたり一面に咲く、花々を見てみたくなって『中富良野』に行く事にしたよ。
途中の道沿いの景色は最高でさあ〜!
ネギや稲穂の緑・金色に輝く小麦・若葉の黄緑・花々の赤やピンク等が、丘一面に咲き乱れてるんだ(こんな世界を見た事がないよ!)
思わず車を停めて、つたない絵を、描きたくなったんだ!
車を停めようとしたら、後ろから最後の休日を楽しむ観光客が、目的地に向けて猛スピードで走ってきて、スピードをゆるめて走る俺に向けてクラクションを鳴らし続けて・・・危なかしくって、車を停めることが出来なかったんだ(哀しくも、絵を描く夢は、消えていった!・・・)
 
少し走った所に、ビニールハウスが沢山見えてきた。その道路の脇には
『ゆでたて!とうきび!』っていう看板が目に入ってきた。
もしや!俺の大好物のトウモロコシではないのかな?食い入るように店を見ていると、店の中から黄色い棒状のものを食べながら出てくる人を見つけた!
『イェイ!ビンゴ〜!』ハンドルを思いっきり切って、お店に突っ込んだ!
丁度お父さんが大きな釜の中から、ゆでたてのトウモロコシを出している所だった。
お父さんに『何処でお金を払えばいいんですか?』と聞くとね、『250円丁度持ってるんなら、ちょうだいな!ここの茹でたてをあげるよ!』って涙もんのコメントをくれた。
ありがたく頂戴したトウモロコシは『金色に輝いて』いた。
鮮やかな黄色が、元気のよさを表しててね、1口食べると、口の中でプチプチと音を立ててトウモロコシが飛び跳ねるんよ!そして甘みがジュワ〜っと口の中いっぱいに広がってくるんだ!
ソースも何も塗っていないのに、今まで食べたトウモロコシの中で1番美味しかった!
そういえば・・・我が家でもトウモロコシを作っているんだけどさあ、お爺さんの時代から、へなちょこなトウモロコシしか食べたことがなかったのよ!
親父もトウモロコシだけは上手く作ったことがなくってさあ!いま手にしているトウモロコシの、半分の大きさにしか成長しないんだ!
このトウモロコシの品種は『夢のコーン』という名で、出荷の時期としては8月中旬がピークなんだって!
『嶋田農園』(0167−42−2436)の来月に期待しよう!(10本から配送してくれるよ)。
富良野プリンスホテルの敷地の中に、『森の時計』という喫茶店があるんだ。
『やさしい時間』というドラマで、俳優の寺尾アキラがコーヒーを入れていた店である。
くつろいでお茶でもしよう!と・・・入ろうにも観光客でどうにもならないくらい行列が出来てるんだ。
お昼時ということもあって、混雑していて休日のディズニーランドの駐車場のようだ。
そう思っていた瞬間に、突然・激しい雷雨と共に、大雨が降りだした。
一端あきらめて、昼ごはんを食べてからまた来る事にしましょう・・・!
ここから10分の所にある『朝日のあたる家』(0167−22−4400)という
『カレー専門店』で、昼ご飯を食べる事にしたんだ。
25年前からこの場所でお店をしている、ここのお母さんは、名前のように暖かい日差しのような笑顔でお客さんを迎えてたよ。
のんびりと流れる時間がここには漂っているから、十分時間を持った人がいくといいだろう。
お母さんは、お客に合わせて忙しくなったり、カリカリする事は一切ない人だった。
いつもと同じペースなんだろうねえ!どんなにお店が混雑してても、1品1品卵を焼いて、鼻歌を交えながらハンバーグをこね焼いていくんだ!(時間はかかるんだけど、母の懐かしい味がするよ)。
野菜は鮮やかな白色とコーンの黄色、御飯の上に甘めに焼いた卵をのせて、良く焼いた手作りのハンバーグをのせた上に、デミグラスソースの色をしたカレーが大皿の上に盛り付けされて出てくる。ここの名物スペシャルカレーだ・・・!
お母さんは『この25年の間に・いい時も・悪い時も経験してきたのよ!』と笑顔でいうんだ。『このスペシャルカレーも16年も前からメニューに出してるんだけどね、最近の時代に合ってるのかしら?良くでるのよ〜!』と、えくぼを作って話してくれた。
カウンターに座ったおかげで中が丸見えで、出来たての御飯が美味しそうに盛り付けされるのを俺は眺めてた。
『お兄ちゃん御飯は多目にする?』と優しい言葉で話しかけられた。
よほど御飯がほしそうに見えたのかなあ?でも有り難い事だ。素直に甘える事にしよう!(俺はいまだに食いしん坊なんだなあ!)。
お店の手伝いに来ている青年と、これまた笑顔が美しい女性と楽しいひと時を過ごしながら、大皿のカレーを美味しくいただきました。
この富良野の町は7月末まで観光客で賑わうんだって!
この時期に是非行ってもらいたいなあ!
もう1度、テレビのドラマで『優しい時間』の舞台になっている『森の時計』という喫茶店に行ってみた。相変わらず雷が鳴って雨が止みそうにない。夕方なのに19時くらいに思えるよお〜!
富良野プリンスホテルの駐車場から森に入っていった所に、1間角の丸太小屋で出来たカワイイお店がいくつもあってさ、線路の枕木で作った橋でつながれていて、可愛いい店が沢山並んでるんだ。
電球が道しるべの様に足元をほのかに照らしてくれて、まるで妖精になった気分になる。
森の中であちこちの花に蜜を求めて飛ぶチョウチョのように、あの店・この店に入っていく人々(なんだかイイ感じ!)
それをさらに進むと『森の時計』が見えてくるよ!
ここで寺尾明が巻きを割ったり、雪かきをしていたんだな!と思うと嬉しくなるね。
中に入ろうとしたんだけど、同じ気持ちの人が、未だに列を作って並んでいるから、
明日、出直す事にするね。
まだ、時間があるから・・富良野駅の前にある『北の国から資料館』に行ってみたんだ。
ここには名場面の写真がレンガ造りの建物いっぱいに貼ってあったよ。

この中で、女優の『宮沢りえ』がドラマの中で書いた、日記が展示してあった・・・
まるでポエムのようなカワイイ文章と、屈託のない絵に引き込まれてしまった。
文字の並びも独特で、好きな人に書く愛情がそのまま文字の大きさとなって、嬉しい感情がこっちまで届いたもの!

気持ちが沈んでいる時には小さく、感情が爆発しそうになると線を越えてドデカクなるような文字で、気持ちを表現してるんだ。
今まで私も、沢山手紙を書いてきたけど、俺はこんなに気持ちを手紙に表現したことが無かっただけに、宮沢りえの感性に触れてショックを受けた!
こんな表現方法ができる、『宮沢りえ』という人は、とっても素敵な人だと想う。
枠にとらわれない感情豊かな、そんな人に触れてみたい!(俺はいつも引かれた線路の上をはみ出さないように生きてきた!感情も枠の中から出した事が無かった)。

この手紙を見て、枠を飛び越えて、感情を表現できたら、きっと気持ちいいだろうなあ!・・・って思った!
これからの人生は枠を飛び越えて生きてやろう!
そんな気持ちだった。
今日の疲れを癒す為に、富良野温泉『ハイランドふらのラベンダーの森』に行ってみたんだ!ここは温泉に入りながら、ラベンダーが見れる、素敵な所なんだよ。
露天風呂からは、十勝岳富良野岳・旭山が見ることが出来るし、自然いっぱいの場所なんだ。家族連れで行くと喜ばれるとおもうよね!
夜になると富良野の町は、途端に静かになるんだね!駅前の商店街は人も歩いてないんだもの。
今日の晩御飯『かりん』(0167−22−1692)で、『よくばりチーズラーメン』を食べる事にしたんだ。
俺が入ったときには、店内には2人しかお客がいなかったよ。
主人にオススメを聞くと、『ラーメンにバターを使った店はあるけれど、チーズを使ったところは他に無いんだよ!だからチーズラーメンを食べてみてよ!』と言われたんだ。
出てきたラーメンは、とんこつラーメンのように見た目で濃いのが分かる。
これを、パパイヤ鈴木と、石塚さんが『デブや』という番組でお店に来て食べたんだとさ!
それから大反響で、週末は1時間待ちが当たり前の状態になっちゃったんだって。
『テレビの影響はすざまじいもんがあるよ!』と主人は話しかけてくれた。
気さくな主人は、とっても人が良さそうだった。
『お昼はお店がヒマだから配達もしてんだよ!地元の人は1200円も出してラーメンなんか食べねえもんなあ!』って寂しげに呟いてた。
アスパラにしてもジャガイモにしても鮮度を保って調理してるんだって。
まずは食べてみて!
『ここでもスピード違反に気を付けな!』って言われた。
制限速度が40キロだから、50キロ出したら捕まるよ!ってね。
みんなあんなにビュンビュン飛ばしてるのがウソのようだ。
今日は『富良野市役所の駐車場』で就寝よ。おやすみなさい。