7月25日 オホーツク・流氷の町、紋別

・・・『やっと放牧が見れた、オホーツク・流氷の町、紋別』・・・
7月25日、火曜日、晴れ

今日は、今までの天気がウソのように気持ちよく晴れてくれたんだ。
こんな天気だったら、宗谷岬で『サハリン』が見れたかもしれないなあ?
天気がいいと洗濯物を干したり、布団を干したりしたくなるねえ!
窓を開けて、本でも読みながら、風に揺られて1日を過ごしたくなるよ。
10時に、道の駅を出発して、オホーツクの海岸を南下していくと、牛さんや、馬さんが広い台地に解き放たれて、昼寝をしたり草をムシャムシャほうばってるよ。

時にはじゃれあったりして、のんびりした北海道の風景を見せてくれる。
今までは檻の中につながれた牛や馬しか見てなかったからさあ、この絵になる風景は見ていても飽きないね。

馬に近付こうとすると、子供が居るからかなあ?後ろ足で俺を蹴り飛ばそうとするんだぜ。お馬さんの真っ黒い毛並みが、異常に短くって驚いたねえ。ツヤツヤ光ってたよ。
しかしのどかだなあ!北海道はこうでないとね!

みんなは、『紋別』って名前を聞いた事があるかなあ?
車で走ってると、この街が気になったんだよなあ?(何でか分かんないんだけどね!)
街の様子が分かんないから『紋別市役所の観光課』に行っってみたんだ。
この市役所の対応が、日本中で一番ひどかったなあ!
観光課に行って、『紋別の観光地図とこの町の歴史を教えてくださいませんか?』ってお願いすると、事務の女性が『この椅子に座ってお待ちください!』って言ってくれたんだ。その言葉をさえぎるように、奥からオジサンが出てきて、『座らせんでもいい!』って言うんだぜ!そんでさあ、『これを見たら分かるから!』ってそっけなくパンフレットを渡されて追い出そうとするんだ!
その態度にカチン!ときたんだけど、紋別の街の特徴を知りたかったから、食い下がって『この街は何で栄えたんですか?』って聞いてみたんだ!
そうしたらオジサンは『漁業です!』と言うだけで、奥に引っ込もうとするんだよ!
俺はさらに食い下がって『じゃあ!ニシン漁で栄えたんですか?』と聞くと、『ニシンも捕れない訳じゃあないんだけど、遠洋漁業ですなあ!』とイヤイヤそうに話すんだ!
だったら、初めからそう言ってくれたらいいのにね!
役所のオジサンは『200海里の制定に伴い紋別の水揚げが減少してきています。だけど今でも、遠洋漁業はやってますけどもね!』っていう言い方をするんだ!
だんだんオジサンの話し方に腹が立ってきちゃった。
こんな人間になってはいけない!紋別市役所を出るときに1発オナラをこいで出てやった。

道の駅『オホーツク紋別』の敷地内に、『オホーツク流氷科学センター』ってのががあるんだ。ここは行ってみるといいよ。
流氷が『ロシアのアムール川』から流れ出す川の水によって創られる事を模型で教えてくれるんだ!
海水が凍って流氷になるのかな?って思ってたんだけど、川の水がオホーツク海の海底を流れてきて、海水を冷やしてドンドン凍り付かせていくんだって!
オホーツクの海が、遠浅の海で水深が低いから、流氷ができ易いんだって事が解りやすく教えてくれるよ。
それから、真夏でもマイナス20度を体験できる地下室があるんだ。
Tシャツとサンダルで行ってさあ、とんでもない目にあっちゃった!
他にも勉強になることがあるから、行ってみるといいよ。
ここ紋別は2月〜3月の流氷がある時に来ると、街の良さが1番感じれると思うよ!
流氷の上を直に散歩したり、流氷の中を氷を割って進む観光船『ガリンコ号』ってのが出航するから、この時期が紋別らしいんだろうね。
流氷がぶつかり合ってキシム音は発泡スチロールをこすり合わせた音のように気持ち悪かったなあ!そんな事も体験してみると良いよ!

紋別の街は、他の時期には用がないと思うよ。
夜の街もスナックは沢山あるけどお婆ちゃんのママさんばっかしで、若い子は居そうに無いしね。
今日は道の駅『オホーツク紋別』で就寝よ。おやすみなさい。