8月13日 登別温泉・・地獄谷

・・・『登別温泉・・地獄谷』・・・
平成18年8月13日、日曜日、晴れ

農家の朝は早い!
6時から大きな音を立てながら、農薬を散布している音で・・・起きちゃった!

支笏湖(しこつこ)』を通って苫小牧に出たんだけど・・・支笏湖はあんなに大きいのに、湖の姿を見ることが出来る場所がとっても少なくて、ガッカリした

キャンプ場に行くとスゴイよ・・・湖の砂浜にはテントがビッシリ張り巡らされて、大繁盛していた。

水の透明度は確かにスゴイくて・・・泳ぐだけじゃあなくって、飲むことも出来そうなくらいキレイだった!

苫小牧から『登別』に行くまでの海岸線は、カニの特売で賑わっていた!
『登別の地獄谷』は山の頂上にあって・・・駐車場に車を停めて、歩いて探索するんだ!
間欠泉が山のど真ん中にあって、時間が経つと、ブクブクいいだして、お湯の量がドンドン増えてくる名所もあったり・・・山の中をお湯が川のように流れてたりして、地獄のように見えるんだろう。

この先に『大湯沼』っていう直径1キロある沼があります。
ここの底は・・・120度の熱湯が湧き出てているそうで、表面も50度くらいのお湯がブクブク出て・・・煙が凄く・硫黄の臭いが強烈で、灰色をした沼は地獄のようだった(この沼には車で行くこともできるから、時間の無い人は車でどうぞ!)

登別の温泉は『3つの温泉街』があって、1ばん賑やかなのは登別温泉でした。
大きな温泉宿がいっぱい建っていて、お土産屋さんや飲食店も充実してるから、会社の旅行で行くのも・家族で行くのもいいんじゃあないかな!

俺は、『新・登別温泉』の日帰り入浴に入ってみた・・・上高地のような乳白色の色をした温泉に入ってのんびりしたかった・・・・んだけど、大きな『アブ』が部屋に4匹も入ってきたから大慌て!!
アブとの戦いで浴室をグチャグチャにしてしまった・・・1匹だけメチャメチャでかいのがいてさあ、初めはスズメバチかも・・・って、勘違いするくらい大きい奴だった。

こいつがブンブン飛び回ってコッチに向かってくるから、タオルでなんとかしてやろうと必死だった。
山の中だから・・・アブがいたっていいんだけど。
噛まれちゃあたまんないから・・・この時期は何処にいたって、アブと出くわすんだから、みんな覚悟はしといてね!

ここから『室蘭(むろらん)』に行ってみた・・・!

大学生の時に専攻として『都市計画』を学んでいた俺は、『製鉄所と町の発展』の研究を専門として勉強していました。
その中で、この室蘭は、遠く九州の大学から想いをよせていた場所だったんです!
九州の新日鉄、北海道の室蘭と福山の日本鋼管を比較して、どういう街が製鉄所に適していたのか・・・どういう流れで街が発展していったのか?
1年半をかけて研究を続けていました・・・その室蘭に15年経って、やっと来る事が出来たんです!

製鉄所・独特の大きな工場と噴煙がこの街を支えてきたのがよくわかる・・・
この住宅街も、郵便局も、小学校も、鉄道も飲食街も、全部、製鉄所があったから出来たんだ。

製鉄所に適してる土地ってのがありまして・・・日本中の町が、製鉄所の誘致に必死になるんだけど・・・なかなか条件が合わないんだよねえ!
運良く選ばれた町は、急速に発展していって、産業がみるみるうちに拡大していく!
田舎だった町に国道が走るようになり、金融機関や情報伝達手段の郵便局が設立され、
移住してきた子供の為の小学校が増設されていくんです。

町には活気がみなぎり、人間が自然と集まり、娯楽の飲み屋が増えていき、市役所に
ドンドンお金が舞い込むようになっていく!

そんな町の発展について大学生時代は研究をしていたんです!
完成した論文は、日本鋼管福山製鉄所にプレゼントしたのを思い出します。
 どこかに私の論文があるのかも・・・
当時、福山市役所には何故だか持っていかなかったのは・・・思い出せない。
なんだか大学生に戻った感じがするねえ・・・

室蘭の『地球岬』に行ったんだけど、霧が出てしまった(何にも見えない)。
みなさま・・・15時までには行っておかないと岬は霧が出ちゃうぞ〜!
今日は道の駅『みたら室蘭』で就寝します。おやすみなさい。