ここははずせない『平和祈念資料館』 (2)

ここから『ひめゆりの塔』が近いんだけど、以前行った事があるから、今回は海沿いに北上してみる事にした。
 
琉球の神様が造ったお城『玉城城跡』は、珊瑚の岩で造られた石垣が山のテッペンまで積み上げてあって、入り口は大きな『輪っか』から入るように造ってあった。
 
この城跡からは、360度・街の景色が見渡せるスゴイ場所にあるんだ。
按司(殿様)』はここからみんなの生活を見てたんだろうねえ!
 
最後に首里城と同じ格式のある霊場『斎場御獄』に行ってみた。
ここは琉球の祖神『アマクミ』が定めた7つの聖地のなかで、最も格式の高い場所なんだって!!
 
昔は国の重要な神儀を行う場所として、一般人は入る事が許されない、『伊勢神宮』のような場所なんだ。
 
今は観光用に誰でも入れるようになってるんだけど、祭壇らしきものも無く、自然の地形そのものが聖地としているみたい・・・。
 
沖縄の人は先祖しか崇拝しない考えだけど、ここだけは『心のよりどころ』としている別格の聖地のようなきがする。
 
自然石が横たわるだけの場所なんだけど、三角の岩の間を歩いていくと、そこから海が見えたりして・・・とっても癒される!
 
昔の人がどんな気持ちでここを訪れていたのか、みなさんもこの地を訪ねて歩いてみて欲しいなあ〜!
 
南国に来たら、心の中でいろんな事を感じ取る事が大事だと気が付く。
 
貧しい中で生活している為に、金ぴかな建物を造る事を控え、それよりも心のよりどころとして、大切にしている場所がこの沖縄にはたくさんあるからね!
 
日も暮れて、今日もお風呂に入る事ができないのかな?って思ってたら、いくつか健康センターがあることに気が付いた!
 
沖縄市の上にある『うるま』っていう場所まで車を走らせると目的地があった!
 
1470円で12時間滞在する事が出来るこの場所は・俺にとってオアシスにみえた。お風呂に入って直ぐに仮眠室で寝てたんだけど、夜中の2時に、突然の地響きで起きたんだ!
起きてみるとマルマルと太ったおっさん達が声高らかにイビキを大合唱してるではないか〜!(それも半端な音じゃあないんだ)。
 
道路だったら騒音問題になりかねない大きさの音なんだもの・・・。
寝るタイミングをはずしてしまった、お兄ちゃんたちは『咳払いをしてみたり』
『イビキをかいて寝てるオジサンの悪口』を言い合っていた。
 
だけどそんなもんで自分が寝ることなんて出来ないのは分かってる!(このイライラをどこかにぶつけたかったくてしかたなかったんだろうねえ!)
 
俺も寝ることが出来なかったから、そそくさと健康センターを出て、自分の車の中で寝る事にしたんだ。『車の中は、なんて快適な空間なんだ!』この時ほどそう感じた事は無かったね・・・。
おやすみなさい。