12月12日 石垣島(3)

その後『川平(かびら)』にある『底地ビーチ』に行って、ホテルのシャワーを借りて、汗を流すことにしました!(この石垣島は、12月という真冬にTシャツ1枚で、汗をかいてしまうとんでもない場所なのだ!)。
『川平石崎』は芝生が敷いてあって、ゴルフ場みたいな観光コースになってるんだけど、みんな知らないのか・・・あんまし人がいなかった。

その夜、知念さんが居酒屋に連れて行ってくれた。
知念さんの同級生がしている居酒屋は・・・地元の人でにぎわう、沖縄の匂いがたっぷりとしたお店で、お刺身やゴーヤチャンプルーがとっても美味しかった。
知念さんは33歳の時に自分で会社を設立した話を俺にしてくれた。
大学を卒業するのが3月末だったのに、その前の2月から、会社で働くように言われたようだ・・・。
最初の会社では、土木工事の数量を図面から拾い出す(積算)を、上司の代わりに行っていたそうだ。
イロイロ勉強した後にその会社を辞めて、沖縄県の工事を、県の職員と検討する『コンサル会社』に勤めるようになった。
そこで西日本工業大学で培った学問を生かし、資格取得の為に猛勉強をして・・・念願の免許を取り、10年間沖縄本島で働いて、経験を積んでいった。
長く勤めていると、だんだん離島に出張する事が多くなり、家を留守にする期間が多くなるそうだ・・・・。
そんな時に奥さんから、『給料が少なくても、家族が一緒に住める所に会社を変ってくれないか?』と相談され、それならば自分の会社を立ち上げてやる!って奮起し、土木のコンサル会社を石垣島に設立してしまうんだ。(凄い・・・!)
知念さんの会社に行くと・・・17人の社員の方が出迎えてくれた。
これだけの社員を、1代で成長させている知念さんは輝いていた。
今日逢ったばかりのワタシに、自分の人生を語ってくれた事が嬉しかった(これも北村先生のお陰だね)。